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ブリザードの部屋
自作のSM系(というかDID系)エロ小説を毎月1作を目標にアップロードします。女性を縛って責める作品が多いです。(心身ともに大人の方のみご閲覧ください)
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連載「火星の愛奴」2
 古典SFとして有名な「火星シリーズ」ですが、日本で広く読まれている創元推理文庫の挿絵は日本独自のものです。
 小説内の描写では、前回に作家先生も触れてますが、武器を吊るす革ベルトや装身具以外は、何一つ身につけていない全裸なのです。
 さすがにそのままでは日本語版には挿絵が入れられなくなってしまうので、男性は“革製の腰みの”のようなものを穿き、女性は薄衣のドレスを身にまとう、というような絵になったのだろうと推測しています。
 あれはあれで全裸よりエロティックなところもありますけどね。

 時々、SM的に「萌え~」な挿絵もあって、楽しませてくれます。
 個人的には、最終巻である「火星の巨人ジョーグ」の中で、美姫デジャー・ソリスが太い柱に縛りつけられて大白猿に拷問されるシーンが、とっても萌えます。
 今作ではこのエピソードをなぞってます。


P.S.
 12万名様ご来場突破、ありがとうございます。
 50万ヒット突破、ありがとうございます。(ちょっと遅くなりましたが)


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 全裸に装身具だけをまとった美しい作家夫人。
 作家は妻の二の腕をつかんで立たせると、奥のふすまを開けて隣の部屋へと引きずるように連れて行く。

 隣の部屋は部屋全体が灰色だった。
 リノリウムの床も、壁も天井も灰色で、石壁のような模様が描かれている。
「どうだね。古代の要塞の地下の拷問室みたいだろう」
 作家がうれしそうに江地田に言う。
 部屋の隅から1メートルくらいの場所に直径50センチほどの太い柱が立っていた。
 柱のあちこちから短い鎖が垂れ下がり、その先端には革製の手枷や足枷がぶら下がっていた。
 作家は美しい妻を柱を背にするように立たせると、両腕を腰の後ろに回すよう命じた。
 観念したようにその命令に素直に従う作家夫人。
 作家は柱の裏に固定された鎖の端の手枷を、夫人の手首に巻きつけた。
 柱に後ろ手に拘束されてしまった夫人は、憐憫を乞うようなめで夫の顔を見る。
 だが、鬼畜のような作家先生が彼女の気持ちを斟酌しようはずがない。
 今度は両脚を柱の幅に開かせると、柱の根元につながる足枷を両足首に掛ける。
 夫人は、護る術のなくなった黒いデルタを少しでも隠そうと、両膝を摺り合わせるようにした。
 だが、膝を閉じることはできず、その哀れな仕草が男たちの嗜虐心をそそるだけであった。

「さ、さ、江地田くん、こっちへ来たまえ」
 作家は江地田を部屋の反対側の隅へと連れて行く。
 そこにはオフィスにある喫煙スペースのような、透明なプラスチックの壁で囲まれた一角があった。
「さ、さ、中へ入って入って」
 言われるままに江地田はその中へ押し込まれた。
 次の瞬間、ガチャンという音がした。
「先生、何ですか、今の音は?」
 いぶかしげに江地田が尋ねると、作家先生は肉食獣のような笑みを浮かべながら、自分の手元を指差した。
 今閉じたばかりの透明な扉のノブの辺りに大きな南京錠がぶら下がっている。
 もう少しよく見ようと思って江地田は扉を開けようとしたが、その南京錠がきしむばかりで扉は開かない。
「先生、何をなさるんですか、先生?!」
「君はジョン・カーターの役回りだよ」
 作家は江地田の顔をのぞき込むように言う。
「愛しのプリンセスであるデジャー・ソリス、つまりあいつ(と言いながら作家は柱に縛りつけられた夫人をあごで指し示した)が悪党に拷問されるのを、君はなす術無くここから見ていなければいかんのだ」
(ええっ、そんなぁ…)
 憧れの作家夫人が責められる様を間近で見て、責めに参加させてもらえるかも、と期待していた江地田は、オアズケを命じられた犬のようにだらんと舌を出した。
「さて、では君の愛しのプリンセスをめちゃくちゃにいたぶってやるとしようかな」
 作家は満面の笑みを浮かべながら、全裸に装身具だけ着けた姿で柱に縛りつけられている夫人へと歩み寄っていった。


(つづく)

テーマ:SM - ジャンル:アダルト

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