諸事情で自宅でやれなかった時に妻と二人でラブホを利用したことがありました。
その時は妻のほうがかなり積極的でした。
真夏だったのですが、寒がりで冷房が苦手で電車に乗る時は防寒優先な妻が、膝上丈のノースリーブワンピとナマ脚にサンダルという、当人いわく「気合を入れた」格好でした。
ラブホでは燃えに燃えたことは言うまでもありません。
で、そんなシチュエーションから発展して妄想してみました。
その時は妻のほうがかなり積極的でした。
真夏だったのですが、寒がりで冷房が苦手で電車に乗る時は防寒優先な妻が、膝上丈のノースリーブワンピとナマ脚にサンダルという、当人いわく「気合を入れた」格好でした。
ラブホでは燃えに燃えたことは言うまでもありません。
で、そんなシチュエーションから発展して妄想してみました。
「あなた、ありがとう。つき合ってくれて」
「えっ? 何が?」
「弱冷房車だったし、わざわざ各駅停車でドアのすぐ脇だったし。暑かったんじゃない?」
「まあ、俺も冷房効きすぎって好きじゃないし、亜熱帯仕様だし」
そう言う自分の格好は、半袖のアロハシャツにカーキのハーフパンツ、素足で草履履き。
一方の妻は、膝上丈のノースリーブワンピとナマ脚にサンダルという姿。
いつもは冷房の効いた電車に乗る時は防寒優先なのに、久々のラブホデートということで「気合を入れて選んだ」と言う。
「それに、ね」
少し頬を上気させて妻は言った。
「あなたがあんな意地悪なことをするから……」
妻が言う「意地悪なこと」というのは、家を出る直前に彼女を呼び止めて、上下の下着を奪い取って代わりに装着させた「アレ」のことだ。
「あんなの付けられたら、いつスイッチ入れられるかドキドキで……」
言葉とは裏腹に、妻はいつスイッチを入れてもらえるのか期待に打ち震えているようにさえ見えた。
「こんなふうにしてほしかったってこと?」
言いながら、ポケットの中で握っていたリモコンのスイッチを入れてダイヤルを少し回した。
それとわかっていても気づかないほどの微かなモーター音と同時に、妻は首を小さく仰け反らせて軽く眉をひそめた。
「ひどい人。そうやってわたしを虐めるのね。こんな場所で」
敏感な箇所に接する器具の残酷な微動に時々息を震わせながら、少し恨めしそうな上目遣いで妻は言う。
目的地の最寄駅に着いて扉が開いた時、妻がホームに降りるには背後から腰を抱きかかえて押してやる必要があった。
短い歩幅で、時々歩調を乱しながら改札を抜け、ラブホで受付を済ませてエレベーターに乗った直後、不意にダイヤルを大きく回した。
「あっ、ああっ。ダ、ダメっ、もう無理っ」
妻がエレベーターの床に崩れ落ちそうになるのを後ろからガッチリと抱えて支える。
妻の身体がビクビクと震えているのがわかる。
ラブホの部屋に入った瞬間、妻はサンダルも脱がないうちに正面から強く抱きつき、激しく唇を求めてから言った。
「もうダメ、早く……」
だが、彼女の願いが聞き届けられるのは、革の手枷で後ろ手に拘束され、口にボールギャグを押し込まれ、着衣のままで電動玩具でたっぷりと虐められたその後だった。
「えっ? 何が?」
「弱冷房車だったし、わざわざ各駅停車でドアのすぐ脇だったし。暑かったんじゃない?」
「まあ、俺も冷房効きすぎって好きじゃないし、亜熱帯仕様だし」
そう言う自分の格好は、半袖のアロハシャツにカーキのハーフパンツ、素足で草履履き。
一方の妻は、膝上丈のノースリーブワンピとナマ脚にサンダルという姿。
いつもは冷房の効いた電車に乗る時は防寒優先なのに、久々のラブホデートということで「気合を入れて選んだ」と言う。
「それに、ね」
少し頬を上気させて妻は言った。
「あなたがあんな意地悪なことをするから……」
妻が言う「意地悪なこと」というのは、家を出る直前に彼女を呼び止めて、上下の下着を奪い取って代わりに装着させた「アレ」のことだ。
「あんなの付けられたら、いつスイッチ入れられるかドキドキで……」
言葉とは裏腹に、妻はいつスイッチを入れてもらえるのか期待に打ち震えているようにさえ見えた。
「こんなふうにしてほしかったってこと?」
言いながら、ポケットの中で握っていたリモコンのスイッチを入れてダイヤルを少し回した。
それとわかっていても気づかないほどの微かなモーター音と同時に、妻は首を小さく仰け反らせて軽く眉をひそめた。
「ひどい人。そうやってわたしを虐めるのね。こんな場所で」
敏感な箇所に接する器具の残酷な微動に時々息を震わせながら、少し恨めしそうな上目遣いで妻は言う。
目的地の最寄駅に着いて扉が開いた時、妻がホームに降りるには背後から腰を抱きかかえて押してやる必要があった。
短い歩幅で、時々歩調を乱しながら改札を抜け、ラブホで受付を済ませてエレベーターに乗った直後、不意にダイヤルを大きく回した。
「あっ、ああっ。ダ、ダメっ、もう無理っ」
妻がエレベーターの床に崩れ落ちそうになるのを後ろからガッチリと抱えて支える。
妻の身体がビクビクと震えているのがわかる。
ラブホの部屋に入った瞬間、妻はサンダルも脱がないうちに正面から強く抱きつき、激しく唇を求めてから言った。
「もうダメ、早く……」
だが、彼女の願いが聞き届けられるのは、革の手枷で後ろ手に拘束され、口にボールギャグを押し込まれ、着衣のままで電動玩具でたっぷりと虐められたその後だった。
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