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ブリザードの部屋
自作のSM系(というかDID系)エロ小説を毎月1作を目標にアップロードします。女性を縛って責める作品が多いです。(心身ともに大人の方のみご閲覧ください)
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短編「青髭の妻」
 作品への感想は作者への最大の贈り物です。
 一言でもけっこうですから、ぜひ感想をお願いします。

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「不在の間、わたしの部屋の戸棚の鍵を預けていく。だけど、一番下の段の一番奥の小箱だけは開けてはいけないよ」
 まだ新婚の夫が初めての泊まりの仕事で家を開ける時、彼は新妻に鍵束を預けた。

 だが、開けてはいけないと言われると開けてみたくなるのが女というもの。
 新妻は好奇心を抑えきれずに、その開けてはいけない小箱を開けてしまった。
 箱の中には、少し旧式なタブレット端末が入っていた。
 新妻が画面に触れた瞬間、画面が明るくなり、自分と年格好の似た女の姿が映し出され、同時にその声が聞こえてきた。
 女は全裸だった。
 正確には、全裸の上に黒革の細いベルトが巻きつき、乳房の周囲から締め上げて乳首を突き出させ、股間の繊毛の中の柔らかい肉の間に食い込んでいた。
 女は両腕を腰の後ろで縛られているようだった。
 口にはゴルフボール大の赤い球が押し込まれ、両脇についたベルトで固定されていた。
 画面の中の女は苦痛と屈辱の表情を浮かべ、必死に首を左右に振って抗おうとしていた。
 だが、口を塞がれて言葉にならない女の声は、一緒に聞こえるモーターの音に重なり、やがて快感のあえぎ声に変わっていった。
 新妻は目を逸らすことも耳を塞ぐこともできず、ただ茫然とその動画を見ていた。

「あれだけ言ったのに。見たんだね、あれを」
 帰宅した夫の声は、とがめるような口調を含んではいたが、少し笑みも含んだものだった。
「夫の秘密の趣味を見てしまったご感想は?」
 あれを見た直後からずっと考えていた言葉を、勇気を振り絞って新妻は言った。
「いいのよ。あたしにしても」
 夫は、さして意外そうでもない表情で新妻の顔を見返した。
「あたしを縛って」
 新妻の目は真剣だった。
「身動きできないように縛って、あんなふうに口を塞いで、泣き叫んでも止めないでめちゃくちゃにいじめて」
 夫が探るような目を向ける。
「いいの。あなたにだったら、どんなにきつく縛られても、どんな苦痛を加えられても、あたしは平気」
 夫の顔が近づいてくる。
「あたしはあなたを愛しているから。あなたがあたしを愛してくれるのにそれが必要なら……」
 皆まで言わせずに夫の唇が新妻のそれを塞いだ。
 濃厚なキスを交わしながら、夫の手が新妻の衣服を剥ぎ取っていく。
 そのまま、新妻はあの動画の中の女と同じような姿で緊縛され、ボールギャグを噛まされ、愛の込もったソフトなボディータッチのような無限の責め苦を与える恐怖の拷問のような、そんなものを与えられて、夜明けまでの間に幾度となく意識を失った。
 それは拷問のあまりの苦痛による失神でもあり、愛撫のあまりの快感による昇天でもあった。

(完)

テーマ:★官能小説 - ジャンル:アダルト

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