既婚女性のアバンチュールが思わぬ危機を呼び、…というお話です。
“犯罪系”の要素が濃いですので、いつものお断りを入れておきます。
過去に性犯罪の被害に遭われた方や身近にそういう人がいらっしゃる方は、これを読むことでご不快に感じられるかもしれませんのでご注意ください。
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“犯罪系”の要素が濃いですので、いつものお断りを入れておきます。
過去に性犯罪の被害に遭われた方や身近にそういう人がいらっしゃる方は、これを読むことでご不快に感じられるかもしれませんのでご注意ください。
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島田は静子の身体を抱き起こすと、ポケットから取り出した赤い首輪を、静子の細首に巻き付けた。
さらに細いリードをその首輪につなぐ。
ヒトミがインターホンで会計をしている間に、恵はコート掛けに掛けてあった静子のワンピースを取り、2つ折りにして腕に下げた。
「黒木さんの奥さん、お洋服はわたしが持ってあげたわ」
静子は悲し気な目で恵と島田を交互に見る。
このままの格好、全裸に朱縄を亀甲に掛けられ、後ろ手に手錠をかけられ、口にはボールギャグを押し込まれた、この哀れな姿で?
島田が優しい微笑を浮かべながらうなずく。
だが、島田の眼は、哀れな生け贄を眺める拷問者のそれだった。
「あら、それじゃあんまりよ。だってスッポンポンじゃない」
ヒトミが島田に声をかけた。
「奥さん、これを着せてあげるわ」
ヒトミがバッグから取り出したのはポンチョ型の雨合羽だった。
裾はお尻と膝の中間くらい、ビニールのそれは半透明の水色だ。
「あらやだ、奥さん、スッポンポンよりもずぅっとエロティックだわ」
入口横の姿見には、半透明のポンチョを着せられたてるてる坊主のような姿。
ポンチョの中の乳首も淫毛も、そして亀甲に掛けられた朱縄も、ほとんど丸見えだ。
「さ、参りましょ。注目度ナンバーワン間違いなしよ」
ヒトミが静子の腕をつかんで入口に向けて引っ張っていく。
(い、いやっ、かんにんしてっ!)
静子は必死に叫ぶが、ボールギャグの下で、それはくぐもったうめき声にしかならない。
「おっと、大事なものを忘れるところだった」
島田はそう言うとバッグから何やら取り出し始めた。
テーブルに並べられたのは、ダイヤルスイッチが付いた手のひらに乗るくらいの箱と、4個のバイブレータ。
2個はクリップと一体化した超小型のもので、残りの2個は普通サイズのローターだ。
島田は雨合羽をまくり上げると、静子の背中にスイッチボックスを無造作にガムテープで貼り付けた。
脇の下に電線を通して、両の乳首にクリップ型バイブを挟みつける。
残りのうち1個はヴァギナに押し込み、1個はクリトリスに押し当ててこれも無造作にガムテープで貼り付けた。
「スイッチを入れるよ、奥さん」
島田はわざわざそうことわると、スイッチボックスのダイヤルを軽く回した。
プーンという軽薄な音とともに、静子の両乳首を挟みつけたクリップと、ヴァギナに押し込まれたローターと、クリトリスに押し当てられているローターが、同時に振動を始めた。
(あ、ああっ、ああんっ)
ボールギャグの下で喘ぎながら、静子はゆっくりと腰をくねらせた。
妖艶なスローテンポのベリーダンスに、島田は満足そうに目を細める。
「さ、今度こそ参りましょ、奥さん。わたしがエスコートしてあげるわ」
ヒトミが静子の赤い首輪に結びつけられたリードを手にして言った。
(つづく)
さらに細いリードをその首輪につなぐ。
ヒトミがインターホンで会計をしている間に、恵はコート掛けに掛けてあった静子のワンピースを取り、2つ折りにして腕に下げた。
「黒木さんの奥さん、お洋服はわたしが持ってあげたわ」
静子は悲し気な目で恵と島田を交互に見る。
このままの格好、全裸に朱縄を亀甲に掛けられ、後ろ手に手錠をかけられ、口にはボールギャグを押し込まれた、この哀れな姿で?
島田が優しい微笑を浮かべながらうなずく。
だが、島田の眼は、哀れな生け贄を眺める拷問者のそれだった。
「あら、それじゃあんまりよ。だってスッポンポンじゃない」
ヒトミが島田に声をかけた。
「奥さん、これを着せてあげるわ」
ヒトミがバッグから取り出したのはポンチョ型の雨合羽だった。
裾はお尻と膝の中間くらい、ビニールのそれは半透明の水色だ。
「あらやだ、奥さん、スッポンポンよりもずぅっとエロティックだわ」
入口横の姿見には、半透明のポンチョを着せられたてるてる坊主のような姿。
ポンチョの中の乳首も淫毛も、そして亀甲に掛けられた朱縄も、ほとんど丸見えだ。
「さ、参りましょ。注目度ナンバーワン間違いなしよ」
ヒトミが静子の腕をつかんで入口に向けて引っ張っていく。
(い、いやっ、かんにんしてっ!)
静子は必死に叫ぶが、ボールギャグの下で、それはくぐもったうめき声にしかならない。
「おっと、大事なものを忘れるところだった」
島田はそう言うとバッグから何やら取り出し始めた。
テーブルに並べられたのは、ダイヤルスイッチが付いた手のひらに乗るくらいの箱と、4個のバイブレータ。
2個はクリップと一体化した超小型のもので、残りの2個は普通サイズのローターだ。
島田は雨合羽をまくり上げると、静子の背中にスイッチボックスを無造作にガムテープで貼り付けた。
脇の下に電線を通して、両の乳首にクリップ型バイブを挟みつける。
残りのうち1個はヴァギナに押し込み、1個はクリトリスに押し当ててこれも無造作にガムテープで貼り付けた。
「スイッチを入れるよ、奥さん」
島田はわざわざそうことわると、スイッチボックスのダイヤルを軽く回した。
プーンという軽薄な音とともに、静子の両乳首を挟みつけたクリップと、ヴァギナに押し込まれたローターと、クリトリスに押し当てられているローターが、同時に振動を始めた。
(あ、ああっ、ああんっ)
ボールギャグの下で喘ぎながら、静子はゆっくりと腰をくねらせた。
妖艶なスローテンポのベリーダンスに、島田は満足そうに目を細める。
「さ、今度こそ参りましょ、奥さん。わたしがエスコートしてあげるわ」
ヒトミが静子の赤い首輪に結びつけられたリードを手にして言った。
(つづく)
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